※このブログ記事では作品のネタバレが含まれることがあります。また、情報はブログ公開時のものです。※

・ポイント&クリックアクションアドベンチャー(ホラー)
・1995年9月14日発売スーパーファミコン
・開発販売 ヒューマン
・対象年齢 CERO:B(12才以上対象)※移植作品
※各機種にベタ移植されている。
クロックタワーシリーズの第1作目であり、「クロックタワー2」「クロックタワー ゴーストヘッド」「クロックタワー3」が出ている。因みに「クロックタワー」はシネマティックライブシリーズの完結編でもある。
また、「クロックタワー3」の続編となる予定であったという「DEMENTO」、クロックタワー制作者が精神的続編として開発した「NightCry」がある。
※2024年追記/まだ日本で発売するか分からないが「クロックタワー リワインド」を発売予定。
【あらすじ】
主人公ジェニファーは幼い頃に父が行方不明になり、母とも死別したことでグラニッド孤児院で育つ。14才になったジェニファーと、孤児院で育った同年代の友人たちを引き取りたいという人物(バロウズ)が現れ、付き添いの教師メアリーと共にバロウズ邸を訪れる。
バロウズ邸は山間にひっそりと建つ屋敷であった。高く聳える時計塔は土地の者達からは「クロックタワー」と呼ばれていた。しかし、地元の人間が放牧の合図としていた時計の鐘の音はある時を境に鳴らなくなっていた。
バロウズ邸の客間でバロウズ氏を待っていたジェニファーたちであったが、屋敷の主人は一向に姿を現さない。その上様子を見に行ったメアリーの姿が消えたのを皮切りに、ジェニファー以外の少女たちも忽然と姿を消してしまう。
皆を探すジェニファーの前に現れたのは、大きなハサミを持った「シザーマン」であった。
※使用画像はPS版「クロックタワー ~The First Fear~」より
システム・概要
サイドビューの2D画面ですが多少奥行の感覚もあります。画面上のカーソルを動かし、カーソルが変化しアイコンが現れる場所を調べるポイント&クリックシステムです。
ドアや階段を使って部屋の移動をしたり、キャラクターの操作などにも採用されており、何も出ない場所をクリックすると主人公が移動します。これはアクションとは言いますが、実質的にはキャラクターを直接操作しているというよりは「誘導」に近いです。
疲労のパラメーターが存在し、フェイスウィンドウ(ジェニファーの顔が表示されている)の背景の色で分かるようになっています。※疲れがピークの時は赤など
疲労は敵がいない時に座ることで回復させることが出来ます。疲労は敵に襲われた時の回避にも関係します(後述)。
本作にはシザーマンという突然出現し、暫く追いかけて来る敵が出現します。この敵は撃退・隠れるポイントに辿り着かなければずっと追いかけてきます。詰みポイント(部屋)もあるので逃げる際は注意しなければなりません。主人公の疲労がピークじゃなければボタン連打で回避が出来ることもあります(RSIシステムと本作では呼称)。
そして、主人公の命を脅かす脅威はシザーマンだけではないので、探索する際は注意しながらプレイします。
攻撃を受けた際やトラップによって主人公が死亡した場合は、直前の状態からコンテニューすることが出来ます。これはオートセーブされているためで、自分で任意セーブは出来ません。※移植版はセーブできるが、分けることは出来ない
一部アイテムや部屋の配置などのランダム要素があります。
マルチエンディングとなっており、細かいフラグ管理があります。序盤でもエンディングは存在します。
今プレイするなら
オリジナル版、移植版ともに実機を持っていればそれでプレイ可能です。移植は多く、選択肢も多いとは思います。
…が、現行機ではプレイが難しいです。一番プレイしやすいと考えられるのはPSのゲームアーカイブスの配信「クロックタワー ~The First Fear~」(PC版の移植)です。PS3・PSP・PSVITAでプレイ出来ます。
他にはプロジェクトEGG(レトロゲームのサブスクみたいなサービス)でも配信しているとのことで、環境が整っていればオリジナル版はそちらが良いかもしれません。
グラフィックは初代がスーパーファミコンということでレトロですが、描き込みは細かく雰囲気が上手く表現されているため、今見ても十分な恐怖を感じることが出来ます。
カーソルを移動してプレイするポイント&クリックということで、今時のキャラ操作をして自由に動き回って探索する感覚とは全然違う操作です。主人公を思うように操作できないもどかしさがあります。
探索の謎解きは難しくはないです。多くはないですがランダム要素があるため、周回した際一周目とは変化がある場合も。探索出来る場所は館内となるため、プレイ時間はそこそこといった感じです。※時間がかかっても数時間といったところ
セーブの場所が一カ所ということで、マルチエンディングの回収に関してはプレイしにくいかもしれません。
個人的感想
「今プレイするなら」の項目でも書いていますが、古いゲームの部類に入る本作ですが、恐怖演出や雰囲気作りは今プレイしても十分怖い良作ホラーアドベンチャーだと思います。 ちょっと不思議要素もあり、リアルさを求めているとえ?となる部分もあるかもしれません。そこが逆に古き良き怖いゲームだと思います。
比重は屋敷の中で行方不明になった友達を探すこと、屋敷の秘密を知ることですが、非力な少女が追いかけて来る脅威からどう逃げるか考えるというのもスパイスとしてよく効いています。
主人公の疲労状態については、実は疲れていても無理矢理走らせることが可能なため、私の場合は常に疲れきったジェニファーに無理をさせる場面が多かった気がします…(苦笑)。
後程出ているこのような疲労システムのあるゲームでは、大体疲労しているとマイナスの方が大きいものですが、この辺りがレトロゲームのちょっと緩いところかもしれません。
マルチエンディングであり、移植版では更にエンディングが増えているため、全て見るのは大変かもしれません。とはいえ、序盤でサクっと見られるものもありますし、短めの作品なのでフラグをどう立てるか分かっていれば回収の苦労はそんなにないと思います。現在であればネットで調べることが出来ます。

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