※このブログ記事では作品のネタバレが含まれることがあります。また、情報はブログ公開時のものです。※

・サスペンス、テキストアドベンチャー、インタラクティブドラマ
・1997年12月11日発売Playstation/SEGASATURNソフト
・開発アクセラ 販売ブレイク
※シリーズとしてはプレイステーションで「マリア2 受胎告知の謎」が発売されている。
【あらすじ】
自殺を図ったとして慈愛堂病院に運び込まれた筒井マリア。命は助かったが、彼女は看護婦の評判がよくない程に精神が不安定であった。新米外科医である高野潤がマリアの主治医となり、身寄りのないマリアの精神的なケアをすることになる。それは高野がかつて精神科の医師となるべく勉強していたからだった。
高野が話を聞いている間のマリアはごく普通であった。しかし…
ついに、高野自身がマリアの影を見ることになる。カウンセリングの最中、あることをきっかけに突然豹変したマリアは、高野に乱暴な態度で「首を突っ込むな」と忠告するのだった。
※当時使われていた言葉をそのまま使用しています。
システム・概要
連続ドラマを観るような感覚でプレイするテキストアドベンチャーです(各章の終わりにスタッフロールが入る)。インタラクティブ・ドラマとも呼称されています。
全面・または下部に表示されるテキストを読むことでストーリーを進める部分が大半で、イベント時はムービーが挿入されています。そして一部高野潤の目線(主観視点)で3Dマップを探索するような部分もあります。
PCでメールを確認する場面があります。このPCモードでは落ちものミニゲームが遊べたりします。
随所に選択肢があり、選択肢に沿った展開となります。ストーリーの進め方によっては簡単なパズルを解くこともあります。マルチエンディングであり、重要な選択肢がエンディング分岐に関わってきます。
章の終わりに、セーブ画面が出てくるだけで、任意のタイミングのセーブは出来ないです。
今プレイするなら
実機一択のゲームです。セガサターン、若しくはPS1~PS3があれば、ソフト自体の入手はそう難しくない…はず。
今時のノベル系ゲームと比べてしまうと、テキストを読むことに関しては不便な部分もあります。自動送り・既読スキップなどはないです。セーブも章ごとにしか出来ないので、ある程度まとまった時間がとれる場合のプレイがいいと思います。とはいえ、通してプレイしても8時間前後のプレイ時間となります。
レトロゲームであり、全てポリゴン画像です。筒井家の探索時は一人称視点の3D探索風になります。厳密にいうと今時のリアルタイム3Dマップの探索とは多少異なり、自由に調べたい所を調べるという感覚ではありません。
内容は多重人格(現在で言う解離性同一性障害)についても描かれており、人を選ぶ内容かもしれません。
個人的感想
テキストがとても読みやすいです。サクサクっと読み進められる軽快な文章で、専門的な部分も分かりやすいように書かれています。このカジュアルさが専門家からしたらあんまり…かもしれませんが、個人的にはノベル系は読みやすいことと、頭に入りやすいことが一番大事だと思いますので、この感じには好感を持っています。
擬音などは文章内にはなく、実際に効果音を入れるなどするというサウンドノベル的な所もあります。
展開も章の終わりにドラマチックな展開になるよう計算されている感じがして、そういう所が上手いなぁと感じます。
90年代のゲームということで、今のゲームと比べるといかにも90年代の感じがします。こういうドラマ性を重視した作品は当時の流行が顕著に出るので、当時の雰囲気に浸れると思います。
サントラは今高額になっていますが、音楽も良いと思います。時期的なものもあって、秋冬にやりたくなるんですよねぇ、このゲーム。

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