※このブログ記事では作品のネタバレが含まれることがあります。また、情報はブログ公開時のものです。※

・アドベンチャー、ビジュアルノベル、探索謎解き
・1999年8月5日発売Playstationソフト(廉価版2001年7月19日発売)
・開発販売 ブレイク/アクセラ
・対象年齢 -
※「マリア 君たちが生まれた理由(わけ)」の続編ではあるが、ストーリーの繋がりは薄い。
【あらすじ】
さくらテレビの社会部に入りたての新人記者・国友真里亜(くにともまりあ)は、上司の安藤からの使いもあり、慈愛堂生物研究所の所長、亜門京介(あもんきょうすけ)に取材をすることになる。亜門博士から安藤へあてたディスクを受け取り、滞りなく取材を終えることが出来たが、その日はディスクを安藤に渡すことが出来ず保留となった。
その日の夜、亜門博士が殺害されたというニュースが飛び込んできた。動揺する真里亜の元に、昼間に顔を合わせた亜門の助手、景山純(かげやまじゅん)が訪れる。彼は亜門博士殺害の容疑者となっていたのだった。真里亜は景山を疑い切れないこと、記者としての好奇心から、景山の話を聞くことにした。
影山は犯人らしき人物を目撃しており、真犯人によって疑いが向くよう工作されていたのだった。そして息を引き取る前の亜門博士から、安藤への伝言も引き受けていた。それは「カギは二つ必要」という謎の言葉だった…。
システム・概要
話自体に繋がりはないため、前作プレイは必須ではありません。
このゲームは「共通編(1~3話)」という物語の起点があり、ここだけは2周目でも同じです。1周目は必ず「逃亡編(4話~」をプレイすることになります。
2周目の3話のリアルタイムパートに分岐点があり、そこからフラグを立てると「究明編」へ突入します。
選択肢は多いですが、選んだ選択によってのゲームオーバーはありません。
マルチエンディング方式です。エンディングはラストの方にエンディング分岐ポイントがあります。
セーブ出来るポイントは多めにとられています。テキストを読み進める部分でも改行マーク(テキストウィンドウの右下に出る赤い▽)が出ている時にスタートボタンを押すことでセーブとロードの画面を呼び出すことが出来ます。また、リアルタイムパートではアイテムウィンドウが呼び出せる時にPCのレインボウズ2000を選択することでセーブとロードが出来ます。
リアルタイムパートという、真里亜を操作して建物内を探索するパートがあります。このリアルタイムパート時に2周目の「究明編」への分岐行動などがあります。最後のリアルタイムパートではエンディング分岐の行動・選択があります。
リアルタイムパートはカメラ固定の三人称視点です。操作方法はラジコン操作で、方向キーの上が向いている方に前進、下が後退です。方向キー左右はキャラの向きを変えます。
入手したり調べられるものは薄っすら発光しています。多少謎解き・パズル要素もあります。
今プレイするなら
プレイステーション1~3までを持っている場合はプレイ可能です。
※環境が揃っていればエミュなどの利用が可能だとは思いますが、玄人向けの方法なので詳しくない場合は手を出さない方が良いと思います。
前回よりも今隆盛しているようなビジュアルノベル化が進んでおり、見慣れた画面になっているのは手を出しやすいかもしれません。とはいえ、ビジュアルはクセのあるポリゴン風CG画面なので、好き嫌いはあるかもしれません。
イベントシーン、心の声や小声・独り言などはボイス付きです。しかし字幕はないのでたまに聞き逃しそうになります。音を絞らない方が良いと思います。
リアルタイムアドベンチャーパートのキャラ操作はラジコン操作に慣れていても難しいと思います。多少このゲーム独特のクセがあります。謎解き探索も慣れていれば簡単ではあるんですが、時々思いっきりひっかけが存在するのが難点です。
メインのストーリーは真犯人を探すために奔走する主人公と仲間たちという明瞭明快な内容ですが、如何せんシナリオが生物科学についての話なので全くこの分野にふれたことがないと何もかもピンとこない恐れがあります。ある真相に辿り着いた場合生理的嫌悪感を覚える人もいるかもしれません。
しかし、サイエンスフィクションが好きであれば、当時話題になっていたような話ですから興味深いと思います。文章を読むのが好きな方には向いていると思います。
個人的感想
「マリア1」でもそうでしたが、変わらずサクサクと読めるテキストは良いと思いました。こちらの方が若干クセはありますが…。難しい話をサスペンス部分でグイグイ引っ張っていくというか…先が早く知りたいから、理解出来なくても読んでいるという感じです(苦笑)。
1でもそうでしたが、目の付け所がかなり際どい感じで、昔のドラマのようなセンシティブな所もがっつりやっています。そういう題材を扱っているのにゲームとして成立しているのは、主人公側の面々が協調性があって人間関係掻きまわす所がないからです。ただ、それだと本当に話が進まないですから、多少選択でコントロールするという…。そういう普通の人達が天才ともてはやされているぶっ飛んだ考え方の人達と関わる怖さがあります。
個人的な難点はリアルタイムパートで、これはラジコン操作が苦手な私には大変でした。謎解き探索なんですが、結構探索場所が広大です。そしてマップを確認する術はない…という…。生物研究所ではエレベーター付近に案内図があるのでそれで確認します。2回目の地下研究所はまだギリギリ覚えられなくもないですが。
というわけで、ストーリーにもクセがあり、更に結構操作が難しいリアルタイムアドベンチャーパートがあったりで、1と比べてかなり人を選ぶ内容になっていると思います。
…が、興味がある人はかなり好きだと思います。私も色々と気になる点はありましたが、読み物としても楽しんでプレイしました。

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