※このブログ記事では作品のネタバレが含まれることがあります。また、情報はブログ公開時のものです。※

公式サイト→「SOMA」
・サバイバルホラー
・2015年9月22日配信 PC(Win MacOS Linux) 海外向けコンソール
・開発販売 Frictional Games
・対象年齢 16才以上
※日本語未対応(有志による日本語化MOD有)
※2025年7月日本語対応のSwitch版発売(2025年11月追記)。
【あらすじ】
2015年トロント。事故によって友人を失い、自らは頭部に深刻な損傷を負ったサイモン・ジャレットは、後遺症に悩まされていた。そのため、脳をスキャンして治療に利用するという実験に参加する。
Pace研究所で担当者のムンシの脳スキャンを受けていたサイモンは意識が遠のいた。サイモンが気が付くとムンシの姿はなく、しかも全く見覚えのない場所…PATHOS-Ⅱという施設で目が覚めた。
状況を把握しようとするサイモンは施設内の機器を使い、キャサリンという人物と連絡をとることが出来た。得体の知れない何かがうろつく中、キャサリンのいるセンターを目指すサイモンは、この施設が海底の中にあり、しかも100年近くも時間が経っていることを知る。
システム・概要
一人称視点の探索ホラーアドベンチャーです。施設内、または海底を探索してインタラクト出来るものを調べたり動かしたりしながら各施設へ移動する手段を見つけていきます。プレイ時間は初見で15時間弱になると思います。
よく観察しながら探索する必要はありますが、難しい謎解きやパズルはほとんどありません。見つけたファイル内から数字を覚えて打ち込むなど、シンプルな入力はあります。
主人公に害(?)がある敵のようなものが現れますが、戦ったり逃げるというよりはじっとしてやりすごしたり、回避しようとするだけでスルー出来るので、プレイヤースキルはほとんど必要ないです。走ることも出来ますし、ジャンプしたり屈んだりも出来ますが、一部の探索で使用するのみです。
電力を復旧させるために何をすればいいのかとか、今自分が何をすべきかという目的が曖昧にほのめかされ、クエストやミッションとして次やるべきことの提示はないです。なので話を進めるために探索に依存する場面が多いです。何かを見つけたら動かせるものを動かし、それでイベントが動けば正解という感じになります。
中盤あたりからはキャサリンという指示してくれる存在が現れるのでやることが鮮明になってきます。
今プレイするなら
ゲームコンソール版はPS4とXboxOne以降でプレイ出来るようですが、日本語ローカライズはなしです。非公式の日本語化MODがありますが、DLやセットアップは多少慣れていないとキツイかもしれません。日本人が使いやすいのはSteamだと思うので、アカウントがあればチャレンジしてみても良いと思います。
※2025年追記・・・日本語対応済のSwitch版が発売されました。
サバイバルホラーというジャンルにカテゴライズされていますが、どちらかというと内容はサイコロジカルホラーという感じがします。精神的に追い詰められる内容となっており、特に海洋恐怖症の人はキツイと思います。
私はそこまで海洋恐怖症ではない方だと思ってましたが、海底探索のシーンはハッキリ言ってかなりストレスを感じました。圧迫感を感じる水底の雰囲気は怖いです。
ジャンプスケアやゴアは少なめになっています。そういう点ではホラーが苦手でもなんとかプレイ出来る感じです。勿論グラが綺麗なので不気味、気持ち悪いという描写はあります。敵対するアレの造形も得体が知れない雰囲気がバリバリ出ていて不気味です。しかし、最凶ホラーを求めている人にはこの静けさは物足りないかもしれません。
操作やシステムについては一人称視点でマウス操作だと微妙に酔いやすい感じがします。操作やUIまわりはかなりシンプルになっており、憶えきれないということはありません。
個人的感想
必ず文書や音声ファイルをすべて確認しなければならないということはなく、なんなら探索に必要ない文書はスルーしても先へ進めてしまいますが、なるべく確認出来るものは確認しておいた方が、最後のあの結末を見て色々と感慨に耽ることが出来ると思います。
主人公は2015年の人間なのでプレイヤーの感覚に近く、自分が急に2100年以降の世界にきたという恐怖感の没入はすごいと思います。
会話や音声ファイルを聞く場面が多いです。海外の声優さんが声をあてており、声や音に関することに力を入れている感じがします。
ほとんど歩き回って探索するだけなので、ゲーム性として見るとウォーキングシミュレーターに近いプレイ感覚で単調に感じる人もいるかもしれません。実際海の中の探索はしんどく感じることもあります。逆に雰囲気やフィールドの作り込みを楽しみたければ良い按排かもしれません。
SFであり、自我、意識について語るシーンも多いため内容は難しい部類に入ると思います。ゲームでも容赦ない思考の沼に浸りたい方にはオススメです。…が、上記に書いた通り滅茶苦茶怖いホラーかというと、人によるという内容になっています。
内容が難しくてついていくのがやっとでしたが、ラストは美しい絶望と言っても良いと思います。

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