※このブログ記事では作品のネタバレが含まれることがあります。また、情報はブログ公開時のものです。※

・アクションアドベンチャー(サバイバルホラー)
・2001年12月13日発売Playstation2ソフト(廉価版2002年8月1日)
・開発販売 テクモ
・対象年齢 CERO:C(15才以上対象)暴力・出血
※次世代空間音響システム使用
【あらすじ】
1986年。ジャーナリストの雛咲真冬(ひなさき まふゆ)は恩師である作家高峰準星(たかみね じゅんせい)と高峰の助手、編集者の3名が失踪するという事件を調べ、氷室邸に辿り着く。
氷室家は昔、地方一帯を治める地主の屋敷だったが今は見る影もなく廃墟となっていた。高峰たちの取材メモを見つけた真冬は、この屋敷で高峰たちが姿を消したと確信する。そして、真冬の身にも奇怪なことが起こり、姿を消してしまう。
真冬の妹の深紅(みく)は、ありえないものを見る体質であった。唯一の理解者である兄の真冬が行方不明になり、深紅は兄が姿を消した氷室邸を訪れる。兄の影を追いつつ深紅が見つけた手記には恐ろしいことが書かれていた。氷室家に伝わる秘密の儀式とは…
システム・概要
三人称視点のカメラ固定画面となります。深紅を操作し、氷室邸内部を探索するというアドベンチャーです。物探し・パズル・戦闘をこなし、屋敷の謎を解いてストーリーを進めます。
このゲームでは霊が出てきます。霊には主人公を襲う怨霊と、屋敷内を歩き回ったりする浮遊霊、その場にとどまっている地縛霊や封印霊がいます。
霊を霊力のある射影機というカメラで撮影することで倒したり(封じる)します。撮影にはフィルムが必要になります。
霊との戦闘はアクションとなり、素早い敵などは攻撃が頻繁なのでそれをかわしながらの撮影となります。攻撃を受けると体力ゲージが減少し、回復アイテムが無ければゲームオーバーとなります。
霊やヒントなどにはカメラの機能であるフィラメントが反応します(または振動機能)。敵対する怨霊や浮遊霊の場合はオレンジ、地縛霊やヒント(封印解除)などの場合は青白く光ります。
カメラを構えた状態の場合は一人称視点となります。ファインダー画面と言います。ロックサークルというものがあり、これが撮影対象に向かって動きますが、効果のある撮影が可能なのはキャプチャーサークルという光る円が出現する時です。
カメラのレベルを上げると、キャプチャーサークルに霊の姿をとどめておけばおくほど霊力をためることが出来て(チャージ)攻撃力が上がります。また、撮影ベストな瞬間にはキャプチャーサークルが黄色(シャッターチャンス)になりますが、この状態で撮影してもポイントと攻撃力が上がります。しかし、このシャッターチャンスは霊が攻撃する瞬間だったりもするので、上手く行けば相手の攻撃をキャンセルさせることも出来ますが、失敗すると危険な場合もあります。
ファインダーを覗いている時もフィラメントは上部にあるので、霊がどちらの方向にいるか分かるようになっています。
霊を撮影することでポイントが入ります。そのポイントでカメラの機能の強化、補助機能をつけることが出来ます。補助機能は装備した状態で、フィールドで拾うことが出来る霊石を消費することで使用出来ます。
セーブやロードは各所にある古いカメラで行います。ここでは一度に30枚までなら14式フィルムを常に補充することが出来ます。
一度クリアすると解放される難易度や、コスチューム変更等々が追加されます。
今プレイするなら
現在はPS2版のみでプレイ可能な作品です。実機かPS3初期型などがあればプレイ可能です。環境が揃っていればエミュレーターでプレイすることも出来るかもしれませんが、動作保証はないです。(※Xboxでも発売されていました)
夜の探索ということもあってかなり画面は暗いです。ゲーム内では調整出来ません。テレビ(モニター)側で調整します。
3Dフィールドではありますが、カメラは固定となっており、見通しが悪いところが多いです。障害物も多く引っかかりやすい上、操作キャラの速度はかなりゆっくりです。前述の通り恐怖演出のための要素が満載ですが、人によってはイライラポイントかもしれません。
戦闘は難易度が高めのところもあったり、難なく倒せる霊もいます。戦闘で勝利するだけならすごく難しい…というわけではないですが、ポイントを稼ぎたい場合はベストな所を狙う必要があり、霊によってはかなり難しいです。
章ごとにアイテムの再配置があります。アイテム自体はほとんどが光っているため見つけやすいですが、消耗品などはたまに引き出しの中に入っているものもあり、見つけにくかったりします。
文書などは光らないものが多いため取り逃しやすいものがあります。クリア時の評価にはクリアまでの時間のみが採用されるため、評価を気にしないなら隅々まで探索した方がストーリーの理解がしやすいです。
クリアデータをロードするとMODE SELECT画面から始めるようになり、2周目ならではの追加要素を楽しめます。データを引き継いで2周目に挑戦することも出来ます。最高難易度でクリアするとエンディングが変化します。
個人的感想
かなり怖さに拘った作品で、視覚的な演出も勿論ですが、音響に力を入れています。一人暮らしの人とか、怖いのが苦手な人にはまっったくオススメしません。逆に怖いのが好きな方は一度はやって戴きたい一品です。主人公が霊に慣れているというのもあり、すごく静かに淡々と進んで行くのが印象的でもあります。
零シリーズの最初で、まだ射影機のシステムが単純で個人的にはプレイしやすいのがこの初代です。個人的にはシリーズをプレイするならこの作品から発売順にやった方が良いと思っています(笑)。人の繋がりが結構あるストーリーになっていますし。
1980年代、まだケータイ電話が全く普及してない時代設定なので、レトロ感満載です。気軽に助けを求められない時代ということで、閉塞感は半端ないと思います。とはいえ、屋敷の敷地内だけが探索範囲にも関わらず、結構なやりごたえを感じました。探しものが多いのでこのくらいの探索範囲がベストだったのかもしれません。
プレイ時間はおそらく…一周6時間とかそんな感じです。ホラーではこのくらいベストと考えているので個人的には丁度いいボリュームです。
余談・・・最高難易度「NIGHTMARE」をクリアするとエンディングが変化します。これは真エンドとも呼ばれていますが、正史ではないらしいです。

コメントをお書きください