※このブログ記事では作品のネタバレが含まれることがあります。また、情報はブログ公開時のものです。※

・ホラー アクションアドベンチャー
・2003年11月27日発売Playstation2ソフト(廉価版2004年8月5日/2007年11月22日発売)
・開発販売 テクモ
・対象年齢 CERO:15(15才以上対象)
※「零 眞紅の蝶」というタイトルでリメイクされWii(WiiU)で発売。
【あらすじ】
ある祭りの日を境に地図から消えたと言われる「皆神村」。その近くの森で迷うと神隠しにあい、村に誘われるという噂が流れていた。皆神村では今でも「紅い蝶」が飛び回り、明けることのない夜が続いているという。
双子の姉妹、天倉繭と澪は夏休みを利用して幼い頃数年間過ごした故郷へとやってきていた。夏休みが終わる頃には故郷はダムの底に沈んでしまうため、その前にまた思い出の場所を見ておきたかったからだった。
過去の記憶に耽る澪が気が付くと、繭が紅い蝶を追いかけて森に入って行くのを見る。繭を追いかける澪もまた霧に包まれた森の中に踏み込んでいくのだった。
人の声に導かれて辿り着いた丘のような場所、紅い蝶が舞う中に繭は立っていた。繭は「地図から消えた村」と囁く。眼下には霧と闇に沈む村が広がっていた。
システム・概要
三人称視点のカメラ固定でキャラクターを操作するフィールドモード、カメラ(射影機)を構えて霊や背景を撮影する一人称視点のファインダーモードを使い分けて、探索と戦闘をします。
セーブは赤く光っている灯篭で任意で行います。オートセーブ・リトライ機能はありません。
主に操作するのは澪です。繭は同行者として澪の後ろからついてきます。繭が立ち止まった場所、澪を呼んでいる場合はその場所に探索のヒントがあったりします。場所によっては二人で協力する仕掛けもあります。※一部繭を操作する場面あり
ゲームオーバーは澪の体力が無くなった時、繭が霊からの攻撃を受け続けて倒れた時です。二人で行動している時は繭のことも気にしながら探索します。
このゲームで出現する霊は複数種類があり、大まかに分けると主人公を攻撃する敵霊、攻撃してこない・ヒントのある場所を示す霊です。射影機の機能で近くに霊がいる場合は「フィラメント」が光ります。赤っぽい色は敵霊、青白い光は敵意がない霊ですぐ分かるようになっています。フィラメントはフィールドモードでもファインダーモードでも確認出来ます。
カメラ以外に霊と関係あるのが霊石ラジオと映写機です。ゲームを進めるキーアイテムではないですが、霊石とフィルムを集めることで物語を深く知ることが出来ます。霊石は進行のヒントが含まれる場合もあります。
ゲームの難易度、主人公の行動によって変わるマルチエンドが採用されています。
カメラ(射影機)と戦闘について
射影機(カメラ)の活用の場は多く、探索のヒントを写したり、敵との戦闘にも使います。赤っぽくフィラメントが光った場合は敵霊を捉えるように射影機を構え、ファインダーモードに移行します。
カメラの撮影にはフィルムが必要です。フィルムには数字ごとに除霊効果と装填時間が異なります。最初から所持している無限に使える〇七式フィルムは除霊効果が低く装填時間も長いので、序盤以降に戦闘に使用するのは厳しいです。消耗品ではありますが、戦闘時はフィールドで拾う威力が高めで装填時間が速いフィルムを使った方が安心です。※装填時間の問題は連続して現れる浮遊霊・地縛霊の撮影にも関わってきます。
澪は素早く動けるわけではないので、霊の動きを観察しつつ立ち回ります。回避の方法は序盤ではないですが、射影機の機能で掴まれた時に逃げることも出来ます。
ファインダーモードではキャプチャーサークルが表されます。霊をこのサークル内に収まるようにして撮影します。※ロックサークルという撮影対象の中心を表す表示を目安に。
キャプチャーサークルは通常時と戦闘時は色が違います。敵対する霊は黄色で表され、シャッターチャンス(ポイントが高い)の場合は赤く点滅します。シャッターチャンスは霊が攻撃してくる瞬間だったりして危険ではありますが、ノックバック(後退)させることが出来たりもするので積極的に狙いたいタイミングでもあります。※シャッターチャンス以上の高ポイントが狙えるフェイタルフレームという瞬間もあります。
射影機にはレベルアップ要素があります。基本性能や追加機能を付加したりするパーツをレベルアップするためには各所で手に入れる念珠が必要です。念珠を追加してポイントを費やすことで射影機を強化していくことが出来ます。※追加機能は入手すると自動で機能追加となりますが、装備機能は装備をした状態で効果を発揮します。
ファインダーモードでは素早い移動は出来ません。敵が近すぎると感じたら射影機を下ろしてフィールドモードに戻して回避します。
今プレイするなら
PS2実機一択です。Wii(WiiU)で出た「零 眞紅の蝶」というリメイク版もあります。
シリーズ通して同じですが、キャラクターアクションを自由自在に行える操作感ではなく、あくまでリアルな人間の挙動となります。操作キャラ自体の能力を上げることは出来ず、移動もリアル寄りでゆっくりめです。
カメラワークは固定位置からとなりますので、プレイヤーが変えることは出来ません。
民俗学という割とニッチな学問が物語の根底にあるので、難しく感じることもあります。※専門用語はあるが、文書の文体は読みやすく理解しやすいよう書かれている。
一作目の「零 -zero-」をプレイしていなくても問題ありません。前作の続きではないからです。…が、前作をやっていた方が楽しめる要素はあります。※関係者の何名かは前作でも出てきているため
バグ報告
深刻な進行不能になるバグがあるとのことで、複数セーブ推奨です。開かない扉を開けるための鍵を使う・仕掛けを解いたらすぐにその扉を使ってマップ移動すれば回避出来るようです。※取得開錠アイテム消失バグ
個人的感想
心霊系ゲームとしては有名なシリーズ「零」の続編です。はっきりと前作から続いているというわけではなく、世界観は同じで、別のエピソードをプレイしているといった感じです。
前作プレイ必須ではなくても、人間関係でニヤリとしたいならやっておいた方が良いかもしれません。
個人的にツボなのは建物内の造りや古道具やらです。今回も丁寧に作られていると感じました。雰囲気を盛り上げるのはこういう背景美術なんだなと感じるゲームです。
相変わらず音響と振動の使い方が上手く、残酷な物語の背景含め雰囲気は怖いです。怖いのが苦手な人にはオススメしませんが、好きな方は是非やって戴きたいホラーゲームです。

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